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ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

全部で何本?

背中から腰にかけて痛いと言いだしてから三ヶ月が過ぎていた。
ペンタジン(痛み止め)が放せなくなって、それも効かない。
起き上がる事も出来ないし、立ち上がる事も出来ない。
院長が消灯台を二つ置いてくれたり柵に紐をつけてくれたり、点滴棒を手摺り代わりにつけてくれたり、色々考えてくれたけど、無理!
着替えをとろうとしたら、しゃがみこんでしまい、手の力を使っても、自力でベッドに昇れなくなった。
あまりの動けなさに、やっと整形に依頼書を書いて貰い、受診しに行った。
痛くて痛くて、車椅子すら大変だった。
診察室に入ると
『これだけ痛みが強いって尋常じゃないよ。レントゲンすら撮れって言うの可哀相だけど、頑張って来て』泣く泣くレントゲンを撮りに行った。
出来上がったレントゲンを出して赤いペンを探す先生。
何してんだ?と思いきや、その赤いペン!
レントゲンに書いても消せるペンだとか?
それを使いたくて赤いペン、赤いペンて(ー”ー)
そんなのいいから早く診てくれ!
『よく三ヶ月も我慢してたね。これだけ見事に潰れてれば痛くて当然だよ。レントゲン撮れたのも不思議なくらいだよ。痛み止めは、良い使い方してるから、このまま注射で少しの間、頑張って』
計7本。古いの入れると全部で9本。
大学日だった先生が連絡を受けて戻って来た。
『ほんとに骨折してたんだなぁ~』って…
普段、言わない私が言う時は何もない事はない。
だから言ったのに…
三ヵ月前、痛いってレントゲン頼んだ時、歩行器貸してって言った時、すぐに
依頼してくれてたら、ここまではならなかったはずなのに!そう思う反面で、またかという諦めもあった。
でも、これで私が大袈裟な事を言ってるんじゃないと確信出来てホッとした。


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